ベニスアップデートを徹底解剖

ベニスアップデートとは、検索エンジンGoogleが2015年1月に導入されたアルゴリズムのアップデートのひとつです。ベニスアップデートの特徴を形作るのは、検索結果に現在地などの位置情報が検索結果に反映される点にあります。つまりベニスアップデートは、現在地などの場所情報や位置情報を含まないキーワードだったとしても、検索したユーザーの現在地を考慮して、その位置情報に近接する場所の近くの店舗情報を検索結果で表示してくれるというわけです。
地域性を問わず、どのエリアでも展開している飲食店や歯医者・美容室などのサービスでは、わざわざ遠方の店舗に赴いてスペシャリストの手になるサービスを求める需要もないわけではありません。しかし、多くのユーザーにとっては歯医者や美容室などは、定期的に利用するサービスであることから、身近でアクセスしやすい場所に立地していることは店選びの上では重要なファクターと認識されているのが一般的です。歯医者や美容室など地域のニーズが高いサービスでは検索結果にローカル事情が反映されることは、検索ユーザーにとって非常に利便性をたかめるものと評価できます。
またスマホの普及によって飲食店を携帯端末で検索して、予約まで済ませるユーザーが増加しています。検索トラフィックがスマホの普及によって、PCを上回る状況にある現在にあって、屋外で必要な飲食店情報を検索するシーンを想定すれば地域性を反映した検索結果を得ることのニーズは非常に高まりをみせているのです。特に飲食店などの情報を検索するときには、スマホなどの携帯端末を駆使して必要な検索を利用する機会がふえていることから、特段位置情報を入力しなくても検索地域にカスタマイズされた検索結果を得ることができるのは、スマホユーザーが普及したことに対応したものです。
スマホ・PCいずれのトラフィックからの検索についても利便性を高める結果をもたらした、ベニスアップデートですが、WEBマーケティングで成果報酬に基づきSEO対策を業者に依頼している場合には注意するべき側面もあります。成果報酬制の下では自分が属するエリアとSEO会社の測定している結果との間に齟齬が生じてしまって想定したような検索結果を得られていないのに、高額の報酬を請求される可能性があるからです。請求内容と検索結果表示に不一致が推認されたときは、御自信のブラウザから検索して順位を確認することをおすすめします。